top of page
  • 執筆者の写真ブルーベルリトミック

リトミック勉強会


2021年も明けて1ヶ月になろうとしていますがまだ明るいニュースは入って来ませんね。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?


 先週の日曜日にちえりあホールでリトミックの勉強会を終えました。


 今年度のリトミックフェスティバルは中止になりましたが、ホールは予約していたため"何か来年につながることはできないだろうか?"と講師で話し合いました。

講師の菅原麗さんの発案で生のピアノ演奏を使ってそれに振りをつけるリトミックを行い、それをYouTubeで配信しようということになりました。


ブルーベルリトミックは本来、ピアノ演奏に必要な表現力を養うために始まったものです。


今回取り上げた曲は、ドビュッシー作曲の花火とバルトーク作曲のルーマニア民族舞踏です。


花火は、フランスの作曲家ドビュッシーが前奏曲集の第2巻の最後に置いた集大成の曲でもあります。この時代花火は貴重なもので滅多に見られる物ではなかったようですが、フランス革命記念日の7月14日には打ち上げられていたようです。ドビュッシーの頭の中の花火は壮大で人が大勢集まるお祭りの様な感じだったようです。ブルーベルリトミックでは、日本人の花火の観点で線香花火から始まり、枝垂れ花火、大玉花火まで私達の身近な色々な花火を表現してみました。


バルトークのルーマニア民族舞踏は、バルトークがルーマニアの民謡を採取してピアノ曲にしたものです。全部で6曲からなりそれぞれに、棒を使った踊り、帯を使った踊り、足踏みのお踊り、トランシルバニア地方のゆったりとした踊り、ルーマニア風ポルカ、速い踊り(若いカップルの求愛の踊りなど題名が記されています。

曲ごとに本来の民族色を参考にしつつ、効果音で棒や鈴、ボディパーカッション、ジャンベ太鼓などを入れて表現してみました。

この曲は、よく発表会などで子ども達が演奏することも多いと思いますが、今回のような舞台を思い浮かべて演奏することが出来たら、演奏の色彩ももっと広がって行くのではないでしょうか。


今回の演奏と踊りはブルーベルリトミックの生徒達で小学生2人、中学生2人です。初めての曲に挑戦し、先生のアドバイスを受けいれながらよく演奏し、踊ってくれたと思います。


そして、裏方として活躍してくれたのがブルーベルリトミックのメンバーで、現在中学生の一葉ちゃんです。

今回彼女は裏方に徹し、動画を撮影、編集しました。イメージに合わせて煙を出したり、光を当てたり一層の演出を加えてくれました。そしてYouTubeでみんなが見れるようにしてくれました。下にURLを載せますので興味ある方は見て下さい。

 ブルーベルリトミックで育って来た生徒によってこんな素晴らしい作品が出せたのは本当に感無量です。

いつものように、お客様に見て頂くことはできませんでしたがみんなの力で作品を残せたことは、本当に嬉しいです。

来年こそは、この成果を舞台で披露出来ることを願っています。


青村理恵子

閲覧数:42回0件のコメント

最新記事

すべて表示

月に一度、第2日曜日に開催しておりました親子リトミックとキッズリトミックですが、年間30回の定期レッスンに移行することにしました。 延べ人数はたくさんの方々に参加して頂きましたが、この1年は、コロナに翻弄された1年でした。非常事態宣言が出てやむなく休講にしたり、生徒さん自身も大事をとってお休みされたりと中々大変な1年でした。 レッスンに参加された時は"楽しかった"とみんなニコニコなのですが、それが

外はイルミネーションがキラキラとしていて楽しそうにクリスマスの音楽が流れていますが、自粛が続き気持ちが前向きになれない毎日ですね。  世界中、音楽家もダンサーも劇団員も合唱も吹奏楽もオーケストラもプロもアマも学生さんも照明さんや音響さんも、皆んな今までやって来たことが出来なくなって悩んでいると思います。 10年続けて来たリトミックのフェスティバルも中止にしました。いつも子ども達を集めるのに苦労し、

10年続けて来たリトミックフェスティバルも 来年1月の公演をお休みすることにしました。 楽しみにしていた子ども達が集まって来て、演目や振り付けもスタッフで練っている最中だったので本当に残念です。 9月からコンサートの客席の制限も元に戻ってちょっと胸を撫で下ろしていたのでこの11月の北海道の新型コロナウィルスの感染者の増え方が衝撃でした。 思えば今年の2月から新型コロナウィルスの話しが出始めて、春に

bottom of page