ブルーベルリトミック
課題曲リトミック
昨日ピアノ演奏に応用できるコンクール課題曲リトミックの第1回目を行いました。 まず、バッハ作曲のメヌエットの最初のフレーズを身体を使って表現し、その後ピアノを使って弾いてみました。上がる音型の時は左から右に少し体重をずらし、腕も力が上手く抜けるように肘の角度を少し開くようにします。
2小節の簡単なフレーズですが、身体(下半身)、肩、腕を上手に使うのは難しいです。 ピアノは指で弾くものだと思っている人が多いのですが本当に音楽的に弾くためには身体を上手く使わないと上手に弾けません。 音がない状態でしっかりと出来ることが重要です。面白いことに年齢が上がるごとに身体の感覚で弾くより音を正しく弾くことに気が行く傾向があることが分かりました。 体操などもそうですが、耳と身体を上手に使うにはまだ身体が柔らかいうちに身につけることが大切だと思いました。 次におこなったのは自分が弾いている曲を頭の中で弾いてみるということです。
ピアノで弾いている時は最後までスラスラ弾けているのに、頭の中で弾いてみるとなかなか最後まで辿りつけません。これも、実際音が鳴ってしまうと弾くことに気をとられて頭の中で音楽が作られてないという事がわかります。
普段の練習でも"音を鳴らさないで音楽的に演奏する"ことが出来るように耳と身体を使ってみましょう。音がない分もっと大胆に身体を使うことがポイントです。音を出してピアノを弾いた時、前とは違った演奏になっているはずです。
青村理恵子