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  • 執筆者の写真ブルーベルリトミック

二人三脚

4 月に入って新学期が始まりましたね。 ピアノを始める方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。また、コンクールシーズンに向けての取り組みを始める方も多いでしょう。

現在ピアノを習っている生徒のお母様の悩みの多くが、子どもが言うことを聞かない。ちょっと注意すると反抗する、です。 30年に渡って小さい時から大人になるまでたくさんの子ども達を見ていて思うことは"反抗期の無い子どもはいない"ということです。 親がその反抗をどう受け止めるかが親子関係を良好に保つカギになりそうですね。

ピアノは親子二人三脚で歩んで行くことが多くて親子関係が濃密になるので喧嘩になることも多々あると思います。音の間違いや、指の間違いなど子どもにとってはどうでもいい⁈注意をくどくど言われるので子どもは頭に来るわけです。でもピアノを学習して行く上でとても大切なことなのでお家で親が関わって頂きたいのです。そこでいくつかの留意点を上げたいと思います。

1、喧嘩になって子供の態度が悪くなっても親が言い負かさない。そこで一旦中断して引き下がる。 2、出来ないところがあっても昨日より良くなっているところを褒めて"また明日やろう"と言って出来てないところを気づかせる。 3、上達しないことにイラついたときは、1年前と比べてみる。(子供は必ず成長してます‼︎) 4、本番でどんな風に弾いても自分の子供のいいところを褒めて"あなたのピアノが好き"と言う。

親がピアノのお稽古に付き合う時間は長い人生の一時です。同じ目的(上達)で一緒の時間を共有できるなんてことはそうありません。 その一時を楽しむことが大切だと思います。 親が嬉しそうな顔をすると子供は必ず感じとります。親が音楽は素敵だなぁと思っていれば子どもは音楽が好きになります。 どんなに拙い演奏であってもピアノが弾けることに尊敬の念を持ち、伝えましょう。 音楽が好きでピアノが弾けることは子供にとって大切な宝物になって行くはずです。

青村理恵子

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