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  • 執筆者の写真ブルーベルリトミック

コロナ禍の中で…

 10年続けて来たリトミックフェスティバルも

来年1月の公演をお休みすることにしました。

楽しみにしていた子ども達が集まって来て、演目や振り付けもスタッフで練っている最中だったので本当に残念です。


 9月からコンサートの客席の制限も元に戻ってちょっと胸を撫で下ろしていたのでこの11月の北海道の新型コロナウィルスの感染者の増え方が衝撃でした。


 思えば今年の2月から新型コロナウィルスの話しが出始めて、春になったら収まるだろう、

夏になったら収まるだろう、秋、冬とついに1年が巡ってしまいました。

私達だけでなく、コンサートや演劇、バレエなど悩んで揺れ動いている方は世界中たくさんいるでしょう。


 話したり、聞いたり、触れ合ったり人間同士当たり前に出来ていたことが出来なくなってそのことがこんなにも大変だったと思い知らされています。

レッスンやコンサートも現代の人間の知恵を使ってズームやYouTubeを使い、工夫をされている人もいます。しかしこれはあくまで今の一時凌ぎであって、これが日常になってしまうことを心配しています。


 コンピューターやスマートホンが出来て世の中は変わりました。今の子ども達はほとんどが遊び相手がゲーム(機械)になっています。それが今回のコロナウィルス騒動で増々拍車をかけることにならないでしょうか。

今の子ども達はソーシャルディスタンスという言葉を教えられ、手をつないだり、じゃれあったりすることが禁止されています。

常にマスクをつけて表情もはっきりしないまま元気な声も発せず、こういうことが当たり前になったら子どもの社会はどうなってしまうのでしょう。

感染も確かに恐ろしいですが、子ども達の成長がとても心配です。


 再来年になってしまいますが、次回のリトミックフェスティバルは、みんなで顔を寄せて合い、思い切り声をだしたり、笑ったり踊ったり、また元の日常に戻ることを切に願っています。


青村理恵子

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